2026年1月 中国マグロ輸出データ分析レポート
データソース:中国税関総署
集計期間:2026年1月 比較基準:2025年12月(前月比)、2025年1月(前年同月比)
平均単価の算出:平均単価(米ドル/トン)= 輸出額 ÷ 輸出量
一、主要輸出データの概要
2026年1月、中国のマグロ輸出総量は28218.77トン、輸出総額は12485.04万米ドル、全体の平均単価は4424.36米ドル/トンであった。
前月比(2025年12月)
- 輸出量:739.80トン増加、増加率2.69%
- 輸出額:1278.40万米ドル増加、増加率11.40%
- 平均単価:前月比で明らかに上昇
前年同月比(2025年1月)
- 輸出量:543.16トン増加、増加率1.96%
- 輸出額:315.59万米ドル減少、減少率2.46%
- 平均単価:前年同月比で小幅に下落
二、2025–2026年の月別輸出動向
月
輸出量(トン)
輸出額(万米ドル)
平均単価(米ドル/トン)
2026-01
28218.77
12485.04
4424.36
2025-12
27478.96
11206.63
4078.20
2025-11
26177.85
11868.68
4533.80
2025-10
29573.24
13370.60
4521.20
2025-09
29475.32
13604.32
4615.50
2025-08
24411.48
11497.89
4710.00
2025-07
25261.17
12008.29
4754.00
2025-06
22047.52
10035.34
4551.70
2025-05
25372.38
12300.95
4848.00
2025-04
26307.05
11574.91
4400.00
2025-03
25396.40
11630.76
4580.00
2025-02
12520.66
5642.22
4506.00
2025-01
27675.60
12800.63
4625.20
三、製品構成と平均単価
輸出は調製・保存したマグロが主体で、冷凍フィレ、冷凍ビンナガマグロが重要な補完となっている。
製品形態
輸出量(トン)
輸出額(万米ドル)
構成比
平均単価(米ドル/トン)
調製・保存したマグロ、カツオ及びハガツオ(丸ごと又はカット)
17002.80
7416.56
60.25%
4362.00
冷凍マグロ(マグロ属)、カツオ節
4019.76
3100.33
14.25%
7713.00
冷凍ビンナガマグロ
3735.50
1066.92
13.24%
2856.00
冷凍カツオ
1857.33
285.27
6.58%
1536.00
冷凍キハダマグロ
1137.87
346.37
4.03%
3044.00
冷凍メバチマグロ
411.48
264.80
1.46%
6435.00
四、輸出先(TOP10)
タイ、日本、ベトナムが上位3大輸出市場であり、アジアが中核的な需要地域となっている。
貿易相手国
輸出量(トン)
輸出額(万米ドル)
構成比
タイ
6882.36
3402.71
24.39%
日本
4173.84
3137.20
14.79%
ベトナム
2351.90
712.99
8.33%
メキシコ
1939.08
713.43
6.87%
フィリピン
1654.92
281.40
5.86%
ペルー
1143.59
456.71
4.05%
エクアドル
1136.00
424.71
4.03%
エジプト
1014.97
275.03
3.60%
チリ
743.56
306.66
2.64%
オマーン
678.00
271.70
2.40%
五、輸出企業の所在地分布
浙江省、福建省、山東省が中核的な輸出省であり、合計構成比は94%超となっている。
企業所在地
輸出量(トン)
輸出額(米ドル)
構成比
浙江省
15608.73
60000207
55.31%
福建省
8305.25
38826959
29.43%
山東省
2615.43
13020922
9.27%
遼寧省
1226.67
9736638
4.35%
安徽省
306.00
2208300
1.08%
六、貿易方式の構成
一般貿易が圧倒的に主导し、直接外販が主要な形態となっている。
貿易方式
輸出量(トン)
輸出額(万米ドル)
構成比
一般貿易
25695.91
11415.92
91.06%
委託加工貿易
2147.18
876.65
7.61%
税関特殊監管区域物流貨物
375.67
192.46
1.33%
七、主要な結論
- 量・額ともに増加、前月比で強含み:1月の輸出量・額は前月比でともに増加し、単価も回復、輸出の景況感が向上した。
- 製品構成は安定:加工製品の構成比は60%超で、冷凍フィレ、ビンナガマグロなど高付加価値製品の構成比が上昇した。
- 市場はアジアに集中:タイ、日本、ベトナムの合計構成比は約48%で、アジアが最も主要な輸出市場となっている。
- 産業クラスターが集中:浙江省、福建省、山東省の3省の輸出構成比は94%超で、マグロ輸出の生産能力が高度に集積している。

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