ニシン漁獲量が61%急減!

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ニシン漁獲量が61%急減!

日本海沿岸のニシン漁期が次第に終盤に近づく中、今年のニシン生産量について衝撃的な知らせが届いた。北海道政府の最新統計によると、3月21日から31日までの累計ニシン漁獲量はわずか1622トンで、前回より144トン増加したものの、全体としては前年同期比で61%の急減となり、前年の39%にとどまった。
地域差が顕著、多地で生産量が最低水準に
全体の状況は厳しいものの、地域ごとの漁獲状況には顕著な差が見られた:
- 北後志地区はやや持ち直し、累計漁獲量は328トンで前年比33%増となったが、依然として歴史的平均を大きく下回っている。うち小樽市漁協は214トンで地域への貢献が最も大きく、余市は88トン、東積丹は25トンだった。
- 石狩湾漁協は当初好調で、総漁獲量は1198トンに達し、前年比で大幅に41%増加した。しかし3月下旬には「崖のような」急落に見舞われ、わずか66トンの記録にとどまった。
- 留萌地区は引き続き低調で、4漁協合計の漁獲量はわずか95トンと、前年同期の4割に満たなかった。直近10日間では45トンしか漁獲されなかった。
- これに対し、南後志地区は明るい材料となり、寿都町が319トン、古宇郡が62トンを貢献し、直近10日間で合計385トンを漁獲して、地域全体に一抹の希望を添えた。
一方、4月8日には札幌中央卸売市場が根室から4トンのニシンを受け入れ、卸売中央価格は270円/キロ(約12.96元人民元/キロ)だった。
生計と生態系の二重の課題が目前に
ニシンおよびその魚卵は、日本、特に北海道地区にとって重要な水産資源であり、食用として広く利用されるだけでなく、加工食品や正月料理にもよく使われ、副産物も飼料や肥料などの用途にさらに利用されている。
近年、海水温の変動、繁殖周期の不安定さ、人類活動による漁場環境の破壊などの要因により、ニシン資源には明らかな不安定化の兆しが見られている。専門家は、適時の資源管理と保護的漁獲が行われなければ、将来的にニシンは「資源級の危機」に直面する可能性があると指摘している。
漁業の先行きに懸念、転換圧力が強まる
低迷が続く漁獲状況に直面し、北海道沿岸の複数の漁村は「漁獲量が家族を養うのに足りない」という現実的な難題に直面している。一部の協同組合はすでに運営規模の縮小や、さらには出漁の一時停止を検討しており、同時に養殖や他の魚種への転換によって活路を見出そうとする漁業者もいる。
「今年の収穫はあまりに惨憺たるもので、今は来年良くなるかどうかを見るしかない」と、小樽出身のある漁業者は無念そうに語った。
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